巨人のオールドルーキー森田　大人の落ち着きで自主トレ完走　キャンプでは同学年の岡本和らと共闘心待ち

巨人・森田
Photo By スポニチ

　巨人は26日、川崎市のジャイアンツ球場で行っていた合同新人自主トレを打ち上げた。ドラフト2位の即戦力左腕・森田（honda鈴鹿）は「しっかりと準備できたと思う」と手応えを口にした。

　大人の余裕も感じさせた。2月に27歳を迎えるオールドルーキー。ブルペンではドラフト1位・西舘（中大）の真横で投球も「速いなとは思いますけど、そこは人は人だと思っている。自分のやるべきことをしっかりやりたい」と自分に集中した。あす27日に宮崎入りし、28日からは1軍合同自主トレが開始。アピール合戦が始まるが「ペースを崩さずに、学ぶものは学びながら、しっかりと自分のやることはやってていう切り替えはしっかりやりたい。それが大事になってくると思う」と見据えた。

　頼もしい援軍もいる。富山商3年時にU18日本代表で岡本和、岸田らとプレー。既にジャイアンツ球場で再会しており「（岡本和は）僕を宇宙人キャラにしようとしてので（笑い）。でもそうやって、やりやすくしてくれてるのは凄いありがたい。しっかりと早く環境に慣れて、チームに馴染めるようにやりたい」と感謝した。キャンプでは紅白戦など実戦も始まる中で「実戦でしっかりと投げれるところを見せたい」と意欲。チームで対戦したい打者には岡本和を挙げ「キャプテン（に投げたい）。トップの打者から学びたい。岸田選手とはバッテリーを組みたい」と共闘を心待ちにした。