2年目の若虎たちがそれぞれに飛躍を誓った 茨木、野口、富田、井坪、門別

[ 2024年1月26日 05:15 ]

大阪天満宮の福玉行事に参加した(左から)野口、富田、戸井、森下、井坪、茨木、門別(撮影・後藤 大輝)
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 大阪天満宮で「初天神梅花祭福玉行事」が行われ、阪神の森下、門別ら昨年のルーキー7選手が参加した。スーツ姿に青い陣羽織を身にまとい、壇上から約1200人の参拝者へ向かってサイン色紙などが当たるカラーボールを次々に投げ込んだ。今春キャンプで1軍メンバー入りした19歳右腕の茨木は「楽しかった。自分のタオルを掲げている人に向かって投げたが、少ないので、もっと増やせるように」と今季の活躍を誓った。

 《野口は3つの目標を公言》野口は大阪天満宮の特別舞台で「開幕1軍」「初安打」「初本塁打」の目標を公言した。「まず1本目が大事。最初はそこ」。22年育成ドラフト1位で加入して昨年11月に支配下昇格。2年目を迎える今春キャンプでは初の1軍スタートに抜てきされた。岡田監督が前日24日に発信した“外野のレギュラー確定は近本だけ”の方針にも呼応。「2枠あるということ。みんなに負けずに食らいついていって、勝ち取れたら」と意気込んだ。

 《富田は「和田塾」で手応えあり》富田は初参加した「和田塾」の成果に手応えバッチリだ。約2週間のソフトバンク・和田との長崎自主トレを終え、久々に関西へと戻った2年目左腕は「(関西は)寒いので、ケガしないように、室内練習場をうまく活用して、2月1日からブルペンに入れるように」と意気込んだ。和田には「プレートを踏む位置」について助言をもらった。これまで一塁側を踏んで投げていたが「真ん中を踏んでもいいのでは」と言われたと明かし「キャンプで詰めていきたい」とうなずいた。

 《井坪は6キロの減量に成功》井坪は大好きなアイスクリームを封印して6キロの減量に成功したことを明かした。スリムな体形で24年の鳴尾浜球場初練習をし、「(昨年は)めっちゃ体が重かったですね。アイスを今は全然食べてないです。(ハーゲンダッツとか?)そんないいものは食べないです(笑い)。食べるのはアイスバー系です」と明かした。90キロあった体重が現在は84・5キロに。今後も“アイス断ち”を継続予定。軽くなった体で、高卒2年目の飛躍を狙う。

 《門別は凱旋登板を熱望》門別は3月2、3日に札幌ドームで開催される日本ハムとのオープン戦の登板を熱望した。北海道門別町(現日高町)出身ゆえ「親にも見せたい。そこで投げたい気持ちは凄くある」と凱旋登板に燃えている。同球場は、小学時代に試合経験があり、思い入れが強い。またこの日の初天神梅花祭では、森下の人気に圧倒され、「負けないように頑張りたい」と新たな誓いを立てた。

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