北海に14度目の春!1年生右腕・松田はダル&岸を研究しパワーアップ

[ 2024年1月26日 18:18 ]

選抜が決まり、帽子を放り投げる北海の選手たち(撮影・武田 政樹)                                                                                                            
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 昨秋の北海道王者・北海は3年ぶり14度目の出場を決めた。昨秋の明治神宮大会で背番号11ながら、関東王者・作新学院を9回無失点に封じた1年生右腕の松田収司投手は「パワーアップ」に手応えをつかんでいる。

 絶対エースを目指し、このオフは下半身と肩周りの強化を意識し、スクワットは40キロ増の170キロを担げるようになった。1メートル78の細身ながら、体重は5キロ増で72キロまで成長した。

 明治神宮大会では、プロ注目の作新学院・小川哲平(3年)を相手に一歩も譲らない投手戦を繰り広げた。「もっと打たれると思っていたが、思ったよりも通用した」と振り返りながらも、「球の速さもコントロールも(小川の方が)全然上だった」と、大きな刺激を受けるマウンドとなった。

 現在、同校のグラウンドは雪で覆われ、松田は「室内で週2回だけキャッチボールをしている」と明かす。昨秋記録した最速141キロの直球がどれだけ進化しているかは、計測する機会もなく不明。それでも、トレーニングに加え、ダルビッシュ(パドレス)、岸(楽天)の動画などで、甲子園に向けた投球の研究も続けている。

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