【一問一答】ヤクルト12連敗後に連勝 高津監督「目の前の試合に集中したい」

[ 2023年6月3日 20:18 ]

交流戦   ヤクルト9―5楽天 ( 2023年6月3日    神宮 )

<ヤ・楽>楽天に勝利し山田、青木を出迎える高津監督(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは今季初めて3番に座った青木が先制の1号2ランを含む2安打。2試合連続で1番に起用された山田が7号3ランを含む2安打。新旧キャプテンが活躍し、13安打9得点と大勝。12連敗後に2連勝とした。高津監督の一問一答は以下の通り。

 冒頭、自ら「神宮(での勝ち)っていつ以来?」と切り出して会見が始まる。

 ――連勝。

 「立ち上がりがすべてだと思います。向こうはいいピッチャーで、今年も調子いい。なかなか点取れないんじゃないかと思ったんですけど、少し風に乗った当たりもありましたけど、よく打ち崩したんじゃないかなと。研究した結果だと思います」

 ――青木の一発から始まった。

 「現時点で正直調子が良いですよ、体の状態がいいんだと思います。あれだけバットをしっかり振って、あれだけ飛距離出せるわけですから、状態が非常にいいんだと思います。年は関係なくね、元気でいい仕事をしてくれればと思っていますので」

 ――青木を3番に置いた理由。

 「ひとつやふたつじゃないのであれですけど、一昨日の川端と同じような感じです。状態良いですし、ムネ(村上)の前にランナー出すには最適なとこかなと思って3番にしました」

 ――2試合続けて1番の山田も本塁打。

 「これはいずれたぶん戻すと思います。いずれかのタイミングで。それがいつかなんとも言えないですけど。本当のヤクルトの形っていうのが、しっかりまた思い出されたときには、彼は3番に座るべきだと僕は思っているので、今は1番でフリーに打たせます」

 ――7回のサンタナのタイムリーも大きかった。

 「あの1点は大きかったね。中押しというか、3者凡退が2、3回続いたのかな。ちょっと嫌なジャブじゃないけど、向こうの得点というのもあったので、大きかったと思います」

 ――青木が2番でも3番でも仕事をしてくれる。

 「やっぱり野球をよく理解しているので、特にバッティングを変えてくれという要望はしてないですけど、狙って打ったりいろいろできる選手なので、どこでも任せられるというのが、こちらからしたら便利と言ったら失礼ですけど、非常に良く野球を理解している選手だと思います」

 ――7回は3番手で星。現状、勝ち試合の7回を任せる存在か。

 「答えづらい。でも良い場面で投げさせたい。リリーフの中では力あるボールを投げられる投手のトップクラスなので、彼の持ち味をどこで起用すれば発揮できるのかを考えながら起用している」

 ――5月14日以来の神宮勝利。気になっていたところか。

 「(試合後の整列で)並んでいたときに“これいつ以来かな”という話になって、答えが出なかったんで」

 ――ホームのファンの前で勝てた。

 「昨日は雨で中止になってしまったんですけど、昼のデーゲーム、神宮球場というのはなかなかあることではないので、そして交流戦で楽天相手にたくさんのお客さんにはいっていただけることは、あまり見慣れない光景であり、たくさん集まってくださることに対して感謝しながら野球をやらなきゃいけないんじゃないかなと。でもスワローズファンには喜んでいただけた土曜日だったと思います」

 ――連敗が止まって連勝。

 「相手が毎回違いますし、毎日連勝とか、連敗とか、まあ連敗はちょっと気になりましたけど、あまり気にせず、目の前の試合をどう戦うか、どう勝ちきるかに集中したいと思っています」

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