ロッテ 悔しい延長11回サヨナラ負け3連敗…3点追う土壇場9回に湯浅攻略で追いつく執念も実らず

[ 2023年6月3日 22:18 ]

交流戦   ロッテ5―6阪神 ( 2023年6月3日    甲子園 )

<神・ロ>11回、サヨナラ打を浴びた広畑(撮影・大森 寛明)
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 9回に3点差追いつくも延長11回無念…。ロッテがサヨナラ負けで3連敗を喫した。

 5―5のまま迎えた延長11回。6番手・広畑が1死満塁のピンチで小幡に中前適時打を浴びた。広畑は今季初黒星となった。

 先発の種市篤暉投手(24)は初回、1死一、二塁から阪神・大山に5球目の外角スライダーをバックスクリーンに運ばれる6号3ランで先制を許した。右腕は「相手投手がいいピッチャーなので先制点を与えないように大事にいったのが裏目に出てしまいました」と悔やんだ。

 2回以降は立ち直り、5回に近本に許した左翼への二塁打以外は阪神打線に安打を許さなかった。3点を追う7回、1死一塁で迎えた第3打席で代打を送られて交代した。

 種市に代わって打席に立った大下が、昨年12月の現役ドラフトで移籍後初本塁打となる1号2ランを放ち1点差に迫ったが、反撃もここまで。防御率0点台の大竹に8安打を浴びせるもあと一本が出なかった。

 8回には3番手・沢村が、中野の右中間への適時三塁打とノイジーの中犠飛で2点を失った。

 3点を追う土壇場の9回、阪神4番手の湯浅から先頭の山口が遊撃・木浪の失策で出塁すると、続く佐藤都が右前打で無死一、二塁のチャンスをつくった。池田は右飛に倒れるも、岡が左翼線を破る適時二塁打を放ち1点を返した。続く1死二、三塁で、藤岡が右前にしぶとくはじき返し、2人が一気に生還。相手守護神を攻略し、試合を振り出しに戻した。

 ▼藤岡 ここしかないと思って必死に打ちに行きました。

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