【大谷翔平と一問一答】アストロズ打線は「全員が目的を持って狙ってきている」侍J栗山監督退任にも言及

[ 2023年6月3日 12:45 ]

ア・リーグ   エンゼルス2-6アストロズ ( 2023年6月2日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>6回、マウンドで汗を拭う大谷(撮影・会津 智海)
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エンゼルスの大谷翔平投手(28)が2日(日本時間3日)、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発し、6回を投げ2本の2ランを含む9安打5失点で2敗目(5勝)を喫した。今季初めて1番に入った打者では4打数無安打。試合は2―6だった。

 以下、試合後の一問一答。

 ――投球全体を振り返り。2本塁打が痛かった。
 「(内野手の)間を抜けたりとか、そこで球数がかさんだりとか、そういところでプラン通りいかなかったことがあるかなと思います」

 ――2ストライクから安打5本を打たれた。
 「そうですね、決めきれないところ、球種の選択も含めて、そこで三振を取れればもちろん流れをつくれますし。もったいないなというところかなと思います」

 ――ここ2登板に比べてスプリットが少ない理由は。
 「(球場表示で)シンカー表記になっているけど、(スプリットは)ちょくちょく投げたりはしているので、思っているよりは投げているかなとは思います」

 ――打撃について。バルデス投手に手を焼いた。
 「(3回)1死一、二塁のところ、あそこがやっぱり一番チャンスだったんじゃないかなと思う。序盤にもうちょっと点数取れたかなと思います」

 ――以前に話していたスイーパーのアジャストメントは。
 「形的には悪くなかったですかね。ただ、相手が狙っているところで、抜けたり、最後の本塁打もそうですけど抜け(球)がちょっと多かったかなと思います」

 ――チーム全体として雰囲気、アストロズのような強豪と今後張り合っていけるか。
 「チャンスはもちろんつくれていますし、きょうは僕自身がしっかり打てていれば。最後もそうですけどもう少し勝つチャンスがあったかなと思うので。オフェンス面はチャンスはつくれているかなと思います」

 ――2ストライクから決めきれないことについて。
 「どちらかというとスライダー狙い。2ストライク後、ケアしている確率が高かったんじゃいかなと思うので。それはいつも通りですけど。もう少しまっすぐ、スプリットもそうですけど、有利なカウントで違う選択肢はもちろんあったんんじゃないかなとは思います。真っすぐでもいくつか三振はとっているので反応的にそういう感じかなと思います」

 ――昨季はアストロズに対して圧倒していたが、それを上回ってきた。アストロズの強さを感じるか。
 「徹底はしているチームだと思うので、バラバラに攻撃するのではなくて。少ないチャンスを全員が目的をもって狙ってきているかなと思うので。そういう強さはもちろんあるんじゃないかなと思います」

 ――投打でバルデス投手に相性が悪い。特別な存在か。
 「相性云々というよりは、良い投手なので。全員が打てていないですし。リーグ全体通して見ても、それが良い投手だと思うので。逆手に抑えるべき時に、きょうはしっかり満塁の時も抑えていますし、ゲッツーも取れるし。良い投手なんじゃないかなと思います」

 ――日本時間2日に侍ジャパンの栗山監督が退任会見を開いた。改めて感謝の気持ちは。
 「お疲れ様でしたっていう。みんなはもうそれぞれのシーズンに入っているので、栗山監督もあんまり(改めての振り返りなどを)望んでないと思いますし。それぞれの道でみんながまた頑張りたいなと思います」

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