ロッテ育成1位、浦和麗明の142キロ左腕吉川「岸投手のような直球に近づけたい」

[ 2022年11月5日 14:23 ]

ロッテから育成1位指名を受けた浦和麗明の吉川は、吉井監督のサイン色紙を手に、中川スカウトから激励される
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 ロッテから育成ドラフト1位で指名された浦和麗明の吉川悠斗投手が5日、さいたま市内の同校で榎康弘スカウト部長と中川隆治担当スカウトから指名あいさつを受けた。

 最速142キロを誇る1メートル85の大型左腕は「まずは支配下登録を目指し、先発、リリーフ、抑えと、どこでも任される投手になりたい」と目を輝かせた。

 今夏の埼玉大会では秩父農工科学戦で20三振を奪うなど、威力ある直球が最大の武器だ。「最近は動画とかでいろんな投手の動画を見ていて、一番、きれいな真っすぐだと思うのが楽天の岸投手。一時期はフォームもマネしていた。球の伸びとか腕の振りとか、何とか近づいていきたい」と意気込んだ。

 ドラフトで指名されれば、大学受験をする予定だった。夏大会以降も夏期講習に通いながら、授業を終えてからトレーニングを行うという日々を送ってきた。細くて、長身な姿は、佐々木朗希とそっくりで、榎康弘スカウト部長は「腕のしなりがあるので、力が付けば、球はもっと速くなる」と伸びしろの大きさを評価していた。

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2022年11月5日のニュース