村上宗隆 侍ジャパン4番で初アーチ “初見”アンダースローからお見事! 日本S以来31打席ぶり

[ 2022年11月5日 15:26 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―日本ハム ( 2022年11月5日    東京D )

<侍・日>6回、ソロを放った村上(撮影・光山 貴大)
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 日本選手最多新記録となる56本塁打を放ち、史上最年少で3冠王に輝いたヤクルトの村上宗隆内野手(22)が栗山監督初陣となった野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合・日本ハム戦(東京D)に「4番・DH」で先発出場。6回に侍ジャパン4番として初アーチとなる1号本塁打を放った。

 4―3で迎えた6回、先頭打者として入った第3打席だった。この回から登板した相手5番手は右下手投げの鈴木。その1ボール2ストライクから投じた4球目だった。内角への128キロ直球を捉えると、打球は右翼スタンド中段へ。打ちにくいと言われる変則投手を初見で見事に打ち砕いた。

 村上の本塁打は10月22日に行われたオリックスとの日本シリーズ第1戦(神宮)で8回に5番手右腕・平野佳から右中間スタンドに叩き込んで以来31打席ぶり。侍ジャパンとしては昨年8月7日の東京五輪決勝・米国戦(横浜)で先制&決勝の1号ソロを左中間スタンドに放って以来だが、その時は8番打者で侍ジャパン4番としては初アーチとなった。

 2番・近藤の犠飛と3番・牧の1号ソロで幸先良く2点先取して迎えた初回の第1打席では相手先発右腕・上沢の内角高めに浮いたフォークボールを打ち返し、高校時代からのライバル清宮のミットを弾く一塁ゴロ。3失点で逆転された直後の4回、先頭として入った第2打席では2番手左腕・加藤の内角シュートに中飛に終わっていた。

 ▼村上 追い込まれていましたが、先頭でうまく打てました。

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