阪神・山崎2軍打撃コーチ就任会見で決意新た「一人一人にリスペクトして接したい」寄り添う指導を

[ 2022年11月5日 05:15 ]

就任会見を終え笑顔を見せる山崎憲晴コーチ(撮影・大森 寛明)
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 新進気鋭の若虎コーチ就任だ。阪神の山崎憲晴2軍打撃コーチ(35)が4日、高知県内のホテルで就任会見を行い「僕は一人一人がどんな実績であろうと年齢が何歳であろうとリスペクトして接したい」と意気込んだ。

 兄貴分として選手と接する決意だ。20年から今季まではスコアラーとして活躍。3年間で培った偵察部隊としての経験を生かし「打撃は打てない時が7割以上。打てなくても前向きな気持ちで、言葉をかけるタイミング、モチベーションを上げるのは技術とともに大事なこと」と寄り添った指導法を掲げた。

 秋季安芸キャンプ第2クール初日の5日からはチーム本隊に合流。若手選手を中心に指導を開始する。「(選手一人一人の)役割を教えてあげるというのが僕らの仕事の一つ。うまく伝えられれば」と青写真を描いた。

 ◇山崎 憲晴(やまざき・のりはる)1986年(昭61)12月13日生まれ、静岡県出身の35歳。埼玉栄、横浜商大を経て08年のドラフト3位で横浜(現DeNA)入団。ユーティリティープレーヤーとして13年には内野全ポジションで先発。17年オフに戦力外となり、トライアウトで阪神移籍。19年現役引退。通算成績は446試合、打率.218、6本塁打、58打点。20~22年は阪神スコアラー。右投げ右打ち。

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2022年11月5日のニュース