楽天ドラ6・林「リベンジしたい」日本ハム・輝星との再戦熱望

[ 2022年11月5日 05:30 ]

楽天からドラフト6位で指名された西濃運輸の林
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 プロの世界でリベンジを果たす。楽天からドラフト6位で指名された西濃運輸・林は、4年前に味わった悔しさを糧にプロ入りの夢をかなえた。岐阜県大垣市の同社で球団の指名あいさつを受けた21歳左腕は「一日でも早く戦力になりたい」と決意を新たにした。

 東北地方を訪れたことはないが、浅からぬ縁がある。近江2年夏に出場した18年夏の甲子園準々決勝で、エース・吉田輝星を擁する金足農に敗れた。1点リードの9回に2ランスクイズを決められ、逆転サヨナラ負け。「今でも忘れることはない。試合を左右する一球の大切さを知った。背番号1を背負った吉田さんの姿は脳裏に焼き付いている」。同一リーグの日本ハム戦で吉田と投げ合う可能性もあり「リベンジしたい」と言い切った。

 日本一に貢献したオリックス・宮城や紅林、完全試合を達成したロッテ・佐々木朗は同学年で「凄い世代に生まれてきたなと思う」。社会人での経験を生かし、ライバルたちの背中を追う。(重光 晋太郎)

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2022年11月5日のニュース