日本ハム杉谷にサプライズ 現役最後の試合で「杉谷いじり」 鈴木あずささん「思いのほか鋭い打球が…」

[ 2022年11月5日 12:17 ]

<侍ジャパン・日本ハム>最後にもう一度アナウンス室のほうに向けてヘルメットを振る杉谷(撮影・篠原岳夫)
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 日本ハムの杉谷拳士内野手(31)が5日、東京ドームで行われる自身の引退試合の侍ジャパンとの強化試合前にフリー打撃に参加した。ベルーナドームのアナウンス担当で「杉谷いじり」で一躍有名になった鈴木あずささんがサプライズで登場し、最後の雄姿をアナウンスした。

 杉谷は自身の登場曲、ONE☆DRAFTの「ワンダフルデイズ」が流れる中、打撃ケージに登場。すると、鈴木さんが「東京ドームにお集まりの皆様、そして、この数日ざわめくハートを持て余している全国の杉谷拳士ファンの皆様。大変長らくお待たせしました。その人気は今や侍ジャパン超え、球界大注目の皆様の杉谷拳士選手がただ今、最高に前向きにバッティング練習を行っております。皆様、今日は最後のチャンスです。よろしければご注目下さい」とアナウンス。杉谷もヘルメットを取って、鈴木さんがアナウンスする放送席に挨拶し、大きな拍手が沸き起こるファンの声援にも応えた。

 さらに、鈴木さんは「スタンドの皆様、ただ今、杉谷選手がバッティング練習を行っていますが、練習中、控え目に言って、控え目な打球が、思いのほか鋭い打球が、まれにスタンドに入ることがございます。大変危険ですので、杉谷選手の打球の行方にはみなさん最後までご注意下さい」と、豪快な“いじり”を披露。すると、杉谷は最後のスイングで左翼スタンドに柵越えを放ち、再び大きな声援を浴びた。

 最後に、鈴木さんは「杉谷選手、これまで本当にたくさんの素敵なお時間。ありがとうございました」とアナウンス。新庄監督から肩を叩かれるなど、これまでの現役生活を労われた杉谷は、スタンドにヘルメットを掲げて再び感謝を示し、大きな拍手に包まれた。

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