西武1点のみで4連敗 辻監督 異例の訓示「ファンが必死で応援してくれている。前を向いて戦うしかない」

[ 2022年9月15日 21:49 ]

パ・リーグ   西武1―8ロッテ ( 2022年9月15日    ZOZOマリン )

<ロ・西>遠のく首位にうつむく辻監督(撮影・長久保 豊)
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 西武が、ソフトバンクに3連敗した悪い流れのまま、ロッテに敗戦した。先発・平井が3回4失点で降板し、打線の反発力もなかった。0―8の9回に金子の1号ソロで1点を奪っただけだった。

 辻監督は試合直後、ナインの前に立ち「ファンが最後まで必死で応援してくれている中、我々は前を向いて戦うしかない。長いシーズンだから絶対こういう時期はある。投打ともにうまくかみ合わない。一生懸命やっても結果が出ない。ボールを見過ぎて失敗するとか。ツーボールからしっかり振るということをもう1回考えてやろう」と異例の訓示を行い、士気を高めた。美馬の前に7回まで3安打で7三振を喫し、計4イニングが3者凡退だった。

 残すは9試合で、7試合を本拠地で戦う。指揮官は「いっぱい経験あるもん。負けが込んだ時に人間だから、正しく上を向いてやれと言っても難しいんだって。責任を感じて、責任感を持ってやっているから。でも明後日からホームでできる。気持ちも浮かんでくる」と語気を強めた。17日から4位楽天との4連戦(ベルーナドーム)だ。

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