能見さんと一緒に逆転Vだ オリックス、延長12回に執念サヨナラ勝ち!“弟子”の山岡も奮闘

[ 2022年9月15日 22:17 ]

パ・リーグ   オリックス3-2日本ハム ( 2022年9月15日    京セラD )

<オ・日>12回1死二塁、若月(2)のサヨナラ打に歓喜のオリックスナイン(撮影・北條 貴史)
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 オリックスが15日の日本ハム戦にサヨナラ勝ちし、連敗を2でストップ。投手コーチ兼任の能見篤史投手(43)が今季限りでの現役引退を発表した日に、執念で白星を手繰り寄せた。

 先発の山岡が奮闘した。日本ハムと相性の良かった山岡だが、前回6日の同戦では5回途中5失点で降板。雪辱を期して上がったマウンドでは粘った。1点リードの3回に中島に同点適時打を許したものの、それ以外は走者を出しながらも無失点で切り抜け、6回を6安打1失点。先発としての役割を果たした。

 この日の試合前も、能見コーチを捕手役にキャッチボールを行った。能見に関して、山岡は以前「自分が思っている球やフォームのギャップ、イメージが違うので毎日、能見さんに“こうなっているよ”とか言ってもらっていた」と、好調の要因として直々に助言を受けていることを挙げていた。“師匠”に白星と逆転優勝をプレゼントすべく右腕は粘投した。

 そんな姿に打線も奮起した。同点の8回に2死満塁の好機をつくると、代打・西野が勝ち越し適時打。9回に平野佳が同点に追いつかれたが、延長12回に若月がサヨナラ打を放ち、執念で勝利を手にした。

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