阪神・岩崎の「よっしゃ」に見えた内なる炎 耳に入ったネットの“批判”「悔しかったですよ」

[ 2022年9月15日 07:20 ]

セ・リーグ   阪神6-5広島 ( 2022年9月14日    甲子園 )

<神・広23> リリーフカーに乗って場内を一周する阪神・岩崎(撮影・大森 寛明)
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 【記者フリートーク】阪神・岩崎は、小さく吠えた。9回、3つ目のアウトを奪って梅野とハイタッチを交わした後、「よっしゃ」と感情を表出させた。

 4月上旬からクローザーを務めて25セーブを挙げながら、8月中旬に2戦連続で救援に失敗し配置転換。「ネットとかでも“岩崎は9回じゃない”という声は耳に入ってきていたので。それは悔しかったですよ」。6月にも状態を落とし、今季は調子の波が激しい。

 「下半身に体重がなかなか乗らないので」。直面する課題に向き合いながら、地道に修正に励んできた。帰ってきた最終回のマウンド。1点差のしびれる場面で“9回の岩崎”を力で証明した。レアな「よっしゃ」には、寡黙な左腕の内なる「炎」が見えた。(阪神担当・遠藤 礼)

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2022年9月15日のニュース