西武・隅田が球団ワースト10連敗「初回は止めきれなかった」 勝負の3連戦で痛い3連敗

[ 2022年9月15日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―6ソフトバンク ( 2022年9月14日    ペイペイD )

<ソ・西>初回、牧原大に適時打を浴び肩を落とす隅田(撮影・岡田 丈靖)
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 西武は0ゲーム差で迎えた勝負の3連戦で痛恨の3連敗。首位と3ゲーム差に広がり、4位の楽天とも0.5差となった。先発・隅田が初回に4者連続適時打で5失点し「初回は止めきれなかった。チームに申し訳ない」と反省。2回から7回は追加点を与えなかったが、打線も1点しか奪えなかった。これで新人左腕はプロ初登板初勝利以降、球団ワーストの10連敗。残り10試合で優勝が遠のいた辻監督は「全部、勝つぐらいの気持ちで。最後まで戦う」と必死に前を向いた。

 ≪プロ野球記録は梶本の「15」≫ルーキーの隅田(西)が4月2日のロッテ戦から10連敗。プロ野球のシーズン最多連敗記録は66年梶本隆夫(阪急)の15連敗だが、西武では59年田中喜八郎(当時西鉄)、07年ギッセルの各9連敗を抜く球団ワースト記録だ。また、両リーグで新人の2桁連敗は、50年成田敬二(国鉄)の11連敗以来72年ぶり2人目で、パ初の屈辱になった。

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2022年9月15日のニュース