6勝目のソフトB・柊太 微調整フォームで球にキレ「ひと安心。軸になるような投球になった」

[ 2022年9月15日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6-1西武 ( 2022年9月14日    ペイペイD )

<ソ・西>ヒーローの石川(左)と牧原大は笑顔でポーズ(撮影・岡田 丈靖
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・石川が粘りの投球で7回途中8安打1失点。8月23日の楽天戦以来となる6勝目を挙げた。7回2死から金子に中前打され降板もスタンドから大きな拍手が右腕に送られた。

 初回から飛ばした。1死後、源田を148キロ、森を149キロ直球で空振り三振。2回以降は毎回安打を浴びながらも最少失点で切り抜け、「(甲斐)拓也から“粘り強くいこう”と声を掛けられて粘り強く投げられた」と女房役に感謝した。

 今季は毎試合ごとにフォームを微調整し、試行錯誤。この日は肘の位置を上げたことで直球とフォークにキレが戻り「ひと安心。この感じで投げられる可能性がある。いろいろやってきた中で出た結果なので、軸になるような投球になった」。悩める右腕にようやく一つの光が差し込んだ。

 藤本監督は「また中5日でいってもらう可能性がある」と20日の日本ハム戦での登板を示唆。石川は「ここまできたら気力。先の戦いだけに集中していきたい」と次戦に視線を向けた。 

続きを表示

2022年9月15日のニュース