パドレス・ダル 安定感抜群8回零封で10年ぶり14勝!「自分も36歳」感謝が勝利のモチベーション

[ 2022年9月15日 02:30 ]

インターリーグ   パドレス2ー0マリナーズ ( 2022年9月14日    シアトル )

<マリナーズ・パドレス>14勝目を挙げたダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が13日(日本時間14日)、マリナーズ戦に先発し、8回2安打無失点で自身4連勝となる14勝目を挙げた。

 ダルビッシュは、自軍同様にプレーオフ進出圏内のマリナーズの打線を寄せつけなかった。8回94球を投げ2安打無失点。初回2死から6回までは打者16人を連続で抑えた。

 カットボールの球速を変え、精緻な変化球で的を絞らせず。新人王最有力の1番J・ロドリゲスも3打数無安打に封じ「打てる球は理解していた。いい打者と対戦できて凄く良かった」。レンジャーズでの米1年目の12年(16勝)以来の14勝目。日本時代の勝ち星と並ぶ、米通算93勝目となった。14年6月以来2度目の完封はならなかったが「次(の先発は)中4日だと思うので、自分の中では想定通り」と話した。

 20試合連続で6回以上を投げ、安定感は抜群。「自分も36歳。同級生でも野球をやっていない人の方が多い。その中でこういう環境でやらせてもらっているということに凄く感謝している。今までよりプロとしてちゃんと仕事に対して打ち込もうというところからきている」。勝利のモチベーションを問われ、そう言い切った。

 ≪リーグトップ22度目QS≫ダルビッシュは8回を無失点で、リーグ単独トップに返り咲く今季22度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)とした。WHIP(1イニング当たりに許した走者の数)0.951は1毛差のリーグ3位、14勝目は同5位タイ。175奪三振は同7位、防御率3.16は同10位につけている。

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2022年9月15日のニュース