阪神 初勝利のケラー「(記念球は)父さんにプレゼント。残り試合、どこでも便利に使ってもらえたら」

[ 2022年9月12日 23:00 ]

セ・リーグ   阪神6―2中日 ( 2022年9月12日    甲子園 )

<神・中>来日初勝利のケラーはウイニングボールを手にポーズを決める(撮影・北條 貴史)
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 阪神・ケラーがうれしい来日初勝利をつかんだ。同点の6回に登板し、先頭の4番・ビシエドを155キロで見逃し三振に。木下、A・マルティネスも打ち取って裏の攻撃での勝ち越しを呼び込んだ。開幕から2連続でのセーブ失敗、2軍での再調整を経て26試合目の登板でつかんだ初白星だった。

 「(ウイニングボールは)父さんにプレゼントしようと思います。大学時代の勝利の記念球だったりをケースに入れて飾ってくれているので、あげようかなと」

 8月上旬から守護神に復帰していたが、前夜は5点リードの8回に登板し、この日も4番から始まる同点の6回に登板。矢野監督は「色んなことを考えて」と起用の意図を説明し、今後も展開に応じた起用を続けることを明言。“ジョーカー”としての役割を任された助っ人右腕は「残り試合、どこでも便利に使ってもらえたら。このチームは8回湯浅、9回岩崎とある程度の形はあるけど、それ以外のみんなも、どの場面でもいい仕事ができるメンバーがそろっている。自分もそのピースとなって、便利に使われていけるように準備していきたい」と期待に応える姿勢を示した。

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