DeNA 遠い1点…再び自力V消滅も三浦監督「光が消えたわけじゃない」

[ 2022年9月12日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA0―1ヤクルト ( 2022年9月11日    横浜 )

<D・ヤ>DeNA先発の大貫(撮影・島崎忠彦)
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 ホームが遠い、遠すぎた。1点を追う9回2死二塁。DeNA・ソトのライナーはジャンプした三塁手・村上のグラブへ。盛り上がるスタンドが一瞬で、ため息に変わった。

 「悔しいです」。三浦監督の第一声が全てを物語る。首位・ヤクルトとの直接対決に0―1の零敗。小川を攻めあぐみ、三塁すら踏めなかった。それでも、8月26日のヤクルト戦で村上に3ランを被弾して負けた先発・大貫が、村上を3打席無安打に封じるなど7回1失点。バックも好守を連発し、指揮官は「全員で食らいついていった」と評価した。

 再び自力優勝の可能性が消え、ヤクルト戦の今季負け越しも決まったが、誰も諦めない。「光が消えたわけじゃない。ちっちゃくなったけど、それを自分たちの手で大きくできるように、しつこくやっていく」。三浦監督が言う通り、DeNAには小さな光がまだ見えている。(秋村 誠人)

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2022年9月12日のニュース