トヨタ自動車 本戦出場へ好スタート 大黒柱・嘉陽8回途中無失点「序盤に流れつくることができた」

[ 2022年9月12日 18:38 ]

第47回社会人野球日本選手権大会 東海最終予選2回戦   トヨタ自動車2―0西濃運輸 ( 2022年9月12日    岡崎レッドダイヤモンドスタジアム )

先発して好投したトヨタ自動車・嘉陽
Photo By スポニチ

 18大会連続21度目の本戦出場を目指すトヨタ自動車が投手戦を制し、好スタートを切った。

 「調子自体はあまりよくなかったですが、打たせて取るピッチングができた。先頭をしっかり抑えることがテーマで、序盤に流れつくることができた」

 勝利の立役者は嘉陽宗一郎だった。今夏の都市対抗2次予選では守護神を務めたが、今秋の最終予選初戦は先発に。初回をわずか9球で3者凡退で滑り出すと、6回までは二塁すら踏ませず3安打無失点にまとめた。この日の直球は140キロ台中盤だったが、コンビを組んだ福井章吾の好リードも奏功。差し込んだ打球が目立った。8回1死一、二塁となったところで、佐竹功年の救援を仰いだが7回1/3を6安打無失点。チームの大黒柱が、貴重な1勝をもたらした。

 「先発も、後ろも両方やるつもりで準備しています。難しい初戦を勝ち切れたのは収穫。明日も勝って、まずは代表権を取ることに集中したい」

 頼れる右腕が先発、リリーフでのフル回転を誓った。

続きを表示

2022年9月12日のニュース