天理と生駒 今夏奈良大会決勝“友情の再試合” 終了後は両校ナイン一緒に歓喜の輪

[ 2022年9月12日 06:00 ]

<天理・生駒>試合後に集合写真を撮影する両チームの選手たち
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 今夏の奈良大会決勝で対戦した天理と生駒の“再試合”が11日、同じ佐藤薬品スタジアムで7回制で開催され、天理が3―2で勝利した。7月28日の決勝では生駒がコロナ禍のため準決勝から選手12人の変更を余儀なくされ、0―21で大敗。出場できなかった3年生も多く、天理の中村良二監督が呼びかけて再戦が実現した。

 決勝では相手を思って歓喜の輪をつくらなかった天理の選手たちが勝利の瞬間にマウンドに集合。生駒の選手たちも加わって喜びを分かち合い、戸井零士主将(3年)は「7回2死で集まって、次は喜ぼうと言って…。すごく良かった」と振り返った。生駒は3年生15人全員が出場し、熊田颯馬主将(3年)は「全員笑顔で最後終わることができて良かったです」と充実の表情だった。

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2022年9月12日のニュース