首位ヤクルトがM11足踏み DeNAとの直接対決完敗 山田23号、村上死球で途中交代 最短V19日に

[ 2022年9月12日 21:14 ]

セ・リーグ   ヤクルト1ー7DeNA ( 2022年9月12日    横浜 )

<D・ヤ>8回、死球を受ける村上(撮影・村上 大輔)
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 首位ヤクルトは2位DeNAとの“直接対決”に1―7で敗れたため、優勝へのマジックは変わらず「11」。最短で優勝が決まるのは19日となった。

 初回2死から、山田が内角高めの直球を左翼スタンド中段まで弾き返す23号ソロで先制。このまま勢いに乗ったと思われたが、以降は走者を出しても先発・今永の前に一発が出ず、スコアボードには0の表示が並んだ。7回には先頭の長岡が中前打を放ち、意地をみせるも、得点には繋がらなかった。

 先発の原は、カーブ、シンカー、スライダー、シュートなど変化球を交えたピッチングで3回まで無失点に抑えるも、4回に試練が訪れた。満塁のピンチを迎えると、今永、桑原、楠本に連打を許すなど、一気に5失点。この回を投げ切って4回7安打5失点で降板となった。

 史上最年少3冠王へ歴史的な快進撃を続ける4番・村上は、初回の第1打席は遊ゴロ。3回の第2打席は、3ボールから申告敬遠が告げられた。5回の第3打席は、内角低めのストレートを打つも左飛。8回1死の第4打席は、2番手エスコバーの155キロの強烈なツーシームが右太腿に直撃。村上が痛さに顔をゆがめると、球場は静まり返り、顔を覆うヤクルトファンも見られた。

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