阪神・木浪 失策即挽回2点二塁打 三塁憤死も積極性果敢にアピール「それが自分のプレースタイル」

[ 2022年9月12日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―0中日 ( 2022年9月11日    甲子園 )

<神・中>6回2死二、三塁、木浪は左中間に2点適時三塁打を放つ。投手勝野(撮影・北條 貴史)
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 阪神・木浪は失策を挽回した。6回、佐藤輝の2点二塁打に続いて中堅左を抜く2点適時打を放った。リードを5点に広げる一打に、「やり返す気持ちしかなかった」と力を込めた。

 1点を先制した直後の5回の守備で、西純の勝利投手の権利を奪いかねないミスを犯していた。先頭の高橋周の平凡な二ゴロをはじいて、出塁を許した。結果的に、右腕の力投で無失点で切り抜けられたものの、「年下なので、そういうミスをして本当に申し訳ないと思っていた。絶対に取り返してやろうと、ずっと試合中は思っていた。ああいう結果になってよかった」と発奮。意地を見せた。

 名誉挽回となった二塁打は、実は二塁ベースを蹴って、三塁で憤死をしていた。2死ゆえ、セオリーは二塁ストップだが「みんなには行かなくていいといわれたけど、それが自分のプレースタイル」と意思を貫いた。9日のDeNA戦ではヒットエンドランに失敗していたが、積極性を忘れていない。果敢なプレーでアピールを続ける。

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2022年9月12日のニュース