東洋大 高橋前監督告別式に約500人参列 教え子の利根商・福田監督「アドバイスは忘れません」

[ 2022年9月12日 15:42 ]

東洋大前監督の高橋昭雄氏
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 東都大学野球リーグの東洋大前監督として歴代最多の1部通算542勝を挙げ、7日に敗血症のため74歳で死去した高橋昭雄氏の告別式が12日、前橋市内で営まれ、約500人の球界関係者が参列した。戒名は「球導院監琳昭督居士」で、46年間の指導者生活が込められた。

 生前、高橋氏にとって最後の練習試合視察となったのが6月12日の群馬・利根商―東京・東亜学園戦。利根商・福田治男監督と東亜学園・武田朝彦監督はともに東洋大出の教え子だ。

 「アドバイスされた声は忘れません。まさかあれが最後になるなんて…」。福田監督は1999年夏の甲子園で桐生第一を率い全国制覇して以降、利根商に赴任しても応援し続けてくれた恩師に改めて感謝した。

 また日本ハムなどで活躍後、BC神奈川のコーチに就任した同大OBの乾真大氏(33=まさひろ)は出棺を見送ると、懐かしそうにつぶやいた。

 「監督はボクの投球練習を毎日見てくれた。4時間を超える日もあったのに、ずっと見守ってくれた」と話していた。

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