ソフトB・柳田出ました“変態弾”「本当に集中した。最高の結果にガッツポーズです」

[ 2022年9月12日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―3オリックス ( 2022年9月11日    京セラD )

<オ・ソ>ヒーローインタビューでガッツポーズを決める柳田(撮影・後藤 正志)
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 集中力を高めるガムを噛むのを一瞬やめた。ヘルメットを揺らしながら強振したソフトバンク・柳田は打球を見つめた。確信こそなかったが楽々と左翼スタンド中段まで届いていた。「甘い球を1球で仕留める感じで、本当に集中した。最高の結果にガッツポーズです」。初回1死一、二塁で山崎福のスライダーを先制の18号3ラン。4―0の3回1死の2打席目には、初球96キロカーブを右翼フェンス上段に直撃する二塁打。数センチでのスタンドインを逃し「反応で打ったけど(バットの)先だった。残念」と笑った。

 8月20日の日本ハム戦以来、9月の8試合目で初のマルチ安打。この日、侍ジャパン栗山英樹監督が視察。目の前でアメージングな打球を目にし「本当のギータって、ああいうのがずっと続くから。あの姿を見ればやっぱり柳田の凄さは感じられる」とうなった。

 藤本監督は主将の復調に安心した。「逆方向(の打球)に引っ張りも。このままいってくれたら」。再びゲーム差なしで首位。激戦必至の現状に柳田は「ハラハラ、ドキドキ、そんな感じ。連戦なので、しっかり早く寝て休みたい。死に物狂いで頑張ります」と意気込んだ。

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2022年9月12日のニュース