【世界陸上】ディーン 男子やり投げ決勝進出、今季ベスト 日本勢7年ぶり

[ 2022年7月23日 02:45 ]

陸上・世界選手権第7日 ( 2022年7月21日    米オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド )

世界陸上・男子やり投げ予選で、今季自己最高の82メートル34を投げたディーン元気(AP)
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 男子やり投げ予選が行われ、ディーン元気(30=ミズノ)が3回目で今季自己ベストの82メートル34をマークし、全体7位で日本勢として15年9位の新井涼平(スズキ浜松AC)以来、7年ぶりに決勝進出を決めた。小椋健司(27=栃木県スポーツ協会)は78メートル48の全体19位で予選落ち。女子800メートル予選では田中希実(22=豊田自動織機)が2分3秒56で6組7着となり、準決勝には進めなかった。

 男子やり投げ予選は表舞台に帰ってきたディーンが胸を張った。五輪、世界選手権に限れば、9位に入った12年ロンドン五輪以来となる世界大会。3投目で今季自己ベストをマークして予選突破を決め「決勝に残れないイメージは全くなかった」と振り返った。女子では北口榛花(JAL)と武本紗栄(佐賀県スポーツ協会)が決勝進出を決めており、男女そろってファイナルに進むのは日本勢で初めて。「北口(の結果が)ヤバいっすね」と笑った30歳は「今シーズンで一番いい動きをしたい」と決勝へ抱負を語った。

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2022年7月23日のニュース