西郷真央 前日アクシデント乗り越え65!通算8アンダーに伸ばして「いいバーディーパットを決められた」

[ 2022年7月23日 23:13 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第3日 ( 2022年7月23日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )

第3ラウンド9番、バーディーを決め笑顔を見せる西郷(撮影・西尾 大助)
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 西郷真央(20=島津製作所)が6バーディー、ボギーなしの65をマークし、通算8アンダーに伸ばしてホールアウトした。中継局WOWOWのインタビューに応じ、「前半は静かなスタートでバーディー待ちのゴルフで、やっとバーディーが来てくれて、そこからボギーも打たず、いいバーディーパットをしっかりと決められたので良かったです」と笑みを浮かべた。

 インの10番からスタート西郷は落ち着いた表情で序盤、パーを並べていった。7ホール目、パー3の16番でバーディーを先行させると、続く17番パー4でも連続バーディー。後半はさらに勢いが増し、最終9番パー5で第3打を80センチに寄せるなど4バーディーを奪った。

 前日の第2ラウンドではアクシデントに見舞われた。4番から5番に選手を運ぶカートが大会関係者らを運ぶシャトル(乗用車)にぶつかり、キャディーが振り落とされたという。不運は重なる。西郷の組は元々、進行が遅かった。アクシデントの動揺も抱えながら、その後は競技委員が付き、監視下に置かれた。「あまり集中できずに最後まで終わってしまった」と悔しがった。

 一夜明けたこの日、西郷にもキャディーにもプレーに影響する大きなケガはなかった。時折、首周辺をストレッチしながら、いつも通りの練習を行い「大丈夫です!」と笑顔を見せティーグラウンドに向かった。その言葉通り、アクシデントを乗り越えて3日間で初の60台となる好スコアをマーク。「明日も自分らしく、全力で頑張りたいと思います」と最終ラウンドを見据えた。

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2022年7月23日のニュース