服部道子氏 奈紗はショットとパットかみ合っていた

[ 2022年7月23日 02:30 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第2日 ( 2022年7月22日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )

第2ラウンド10番、ティーショットを放つ畑岡(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 【服部道子 メジャーの風】2日目の畑岡選手はショットとパットがかみ合って、本当に良いゴルフをしていました。初日はパットの時に悪い癖が出てしまったと言っていました。インパクトでロフトが寝てしまい、転がりが悪くなっていたようです。それをハンドファースト気味に打つようにして、ヘッドを低く出すように調整したところボールの転がりが凄く良くなった。エビアン・リゾートGCのグリーンは芝目が結構きついのですが、逆目でもボールがすっと伸びていました。

 初日トップの古江選手はショットがなかなかチャンスにつかず、4~5メートルのバーディーパットも打ち切れませんでした。ピンの位置が砲台グリーンの手前だったり、バンカー越えの難しいポジションだったのも影響したと思います。

 ただ彼女の持ち味は、上下動がなくレベルに打っていける安定したスイング。山岳で傾斜が強いコースですが、どんなライからでもピン筋を狙ったショットを打てるので、このコースには向いています。古江選手や西村選手らが頑張っているのは、畑岡選手にも良い刺激になっているはずです。(プロゴルファー)

続きを表示

2022年7月23日のニュース