優勝争いトップの照ノ富士、逸ノ城がともに敗れる 1差で追う貴景勝は敗れるも逆転Vへ望みつなぐ

[ 2022年7月23日 18:21 ]

大相撲名古屋場所14日目 ( 2022年7月23日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所14日目>照ノ富士(手前)は正代に引き落としで敗れる (撮影・奥 調)
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 大相撲名古屋場所は23日、14日目の取組が行われ、2場所連続優勝を狙う横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)は大関・正代(30=時津風部屋)に敗れ、連勝は8でストップ。前日まで、同じ2敗で並んでいた平幕・逸ノ城も敗れた。

 今場所は新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大により休場力士が続出。21日には「両者不戦敗」まで発生した。22日にも芝田山、片男波、伊勢ノ海、追手風の4部屋から感染者が出てしまい関脇・大栄翔や8勝4敗の錦木と翔猿、関取最年長37歳の幕内・玉鷲などが休場することに。中入り後の取組18番のうち、7番が不戦となる異例の事態となった。

 優勝争いは3敗で横綱・照ノ富士と平幕の逸ノ城がトップを並走。この日、逸ノ城は明生との対決に寄り切りで敗戦。照ノ富士も大関・正代に、引き落としで敗れたため連勝は8でストップ。ともに11勝3敗とした。

 首位を1差で追う貴景勝は、関脇・若隆景と激突。送り出しで敗れ、10勝4敗となったものの、トップを走る2人も敗れたため優勝争いに踏みとどまった。

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