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不破聖衣来、覚悟の完走「どんなに批判されても大丈夫」復帰レース最下位もペース貫く

[ 2022年4月17日 16:22 ]

陸上・日本学生個人選手権最終日 ( 2022年4月17日    神奈川県レモンガススタジアム平塚ほか )

負傷していたが、女子5000メートルを走りきった不破聖衣来 
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 女子5000メートルに出場した1万メートル日本歴代2位の記録を持つ不破聖衣来(拓大2年)は、17分30秒45で最下位の12位だった。

 注目を集める逸材が序盤から大きく出遅れるショッキングな展開で、終盤に周回遅れとなった。今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝後に座骨を痛めた後に右足アキレス腱の周囲炎により3月まで静養。4月から走り始め、今回はレースを「生きた練習」と捉え、(1)足の痛みなくゴールすること(2)イーブンでいられるか、という2テーマを念頭に走りきった。

 既に1万メートルで7月の世界選手権(米オレゴン州)出場への参加標準記録を突破しているが、切符を得るには5月7日の日本選手権で3位以内に入る必要がある。拓大の五十嵐利治監督は「正直、勝負できる状態では現時点ではない。5月7日のレースを諦めたくないということで出た」と説明した。

 5月7日のレースをターゲットにするのであれば、この日のタイムでは厳しい状況にあることが周囲に分かってしまう。不破を「日本の宝」と評する五十嵐監督は「あれだけの選手になると注目される。我々が意図してこういう走りをしようとしていても、違った評価、違った書き方をされるかもしれない」と注目度の高さゆえの問題を本人に語ると、不破は「私は気にしません。全ては5月7日に勝負するためにやるので、どんなに批判やバッシングされても私は全然大丈夫です」と返したという。覚悟の完走を果たし、不破が再出発した。

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