カリーが13試合ぶりに復帰 ベンチスタートで16得点 ウォリアーズがナゲッツに先勝

[ 2022年4月17日 13:52 ]

ナゲッツ戦で13試合ぶりに復帰したウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAの今季最高年選手となっているウォリアーズのステフィン・カリー(34)が16日にサンフランシスコ(カリフォルニア州)で行われたプレーオフ1回戦の初戦で、レギュラーシーズンを併せて13試合ぶりに戦列に復帰。年俸4578万ドル(約57億7000万円)のカリーは3月16日のセルティクス戦で左脚を痛めて12試合を欠場しており、この日はプレーオフでは通算113試合で3回目のベンチスタートとなった。ナゲッツ戦では第1Q6分2秒にコートに登場。22分の出場で3点シュートを6本中3本成功させて16得点と4アシストをマークし、123―107(前半58―47)での勝利に貢献した。

 カリーに代わって先発に回っている3シーズン目のジョーダン・プール(22)が5本の3点シュートなどで両軍最多の30得点。ウィザーズの八村塁(24)とドラフトでは“同期”となるプールは2019年の1巡目(全体29番目)指名選手で、ポストシーズンのデビュー戦で30得点以上を記録したのはウォリアーズではウィルト・チェンバレンとミッチ・リッチモンドに次いで史上3人目となった。

 3シーズンぶりにポストシーズンを迎えているウォリアーズは2018年シーズン終了後にオークランドのオラクルアリーナからサンフランシスコのチェースセンターに移転。サンフランシスコでプレーオフに勝ったのは、チーム名がサンフランシスコ・ウォリアーズだった1968年4月1日にセントルイス・ホークスに124―109で勝って以来、54年ぶりとなった。

 西地区第6シードのナゲッツ(48勝34敗)はレギュラーシーズンで第3シードのウォリアーズ(53勝29敗)に3勝1敗と勝ち越していたがプレーオフ初戦では完敗。昨シーズンにMVPとなったセンターのニコラ・ヨキッチ(27)が25得点、ウィリー・バートン(31)が24得点を挙げたものの、最大24点差をつけられて勝機は見い出せなかった。

 <16日の結果>
 ▼東地区1回戦
(4)*76ers(1勝)131―111(5)ラプターズ(1敗)
 ▼西地区1回戦
(7)ティンバーウルブス(1勝)130―117(2)*グリズリーズ(1敗)
(5)ジャズ(1勝)99―93(4)*マーベリクス(1敗)
(3)*ウォリアーズ(1勝)123―107(6)ナゲッツ(1敗)
 *はホームチーム、カッコ内の数字は地区内シード順

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