埼玉11連勝 「大谷世代」の松田、キックコントロール光った12得点

[ 2022年4月17日 05:30 ]

ラグビーリーグワン第13節   埼玉37-31神戸 ( 2022年4月16日    熊谷 )

<埼玉・神戸>11連勝の埼玉。手を振りながら場内を一周する(左から)堀江、野口、松田(撮影・篠原 岳夫)
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 各地で3試合が行われ、2位の埼玉は神戸を37―31で下し、11連勝で勝ち点を48まで伸ばした。SO松田力也(27)が16―17の後半12分に逆転のゴールを決めるなど12得点の活躍を見せた。神戸は8敗目となり、4位以内が進出するプレーオフ(PO)は絶望的となった。5位のBL東京はBR東京を43―22で制しPO争いを繰り広げる4位の横浜との勝ち点差2を守った。

 熊谷に強風が吹く中、SO松田のキックコントロールが光った。前半2分、敵陣22メートルラインから先制PG。3ゴール2PGだけでなく、キックパスも有効的に駆使したが「風下でもうまくキックを使えた。風を(もっと)うまく使ってキックゲームをしてもよかった」と反省も口にした。

 海の向こうで開幕したメジャーリーグから刺激を受けているという。エンゼルスの大谷、カブスの鈴木とは同じ94年生まれで「興味を持ちながら“ああなりたいな”って。ラグビーも負けたくない」。レギュラーシーズンは残り3試合。横浜、東京ベイとの上位対決が控えている。松田は「どのエリアでラグビーをするかもっと考えて次に生かしたい」と、11連勝の先を見据えていた。

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2022年4月17日のニュース