競歩・池田向希 特別レースで世界選手権代表に内定 みちょぱの「はとこ」

[ 2022年4月17日 10:14 ]

20キロの特別レースに出場した高橋(左)と池田
Photo By スポニチ

 陸上の日本選手権35キロ競歩輪島大会が17日に行われ、特別レースとして20キロが実施された。男子は3人が参加し、東京五輪銀メダリストの池田向希(23=旭化成)が1時間18分53秒をマークして今年7月に開催される世界陸上選手権(オレゴン)の派遣設定記録(1時間20分00秒)を突破し、代表選手に内定した。(タイムは速報値)

 今回の特別レースは、コロナ禍で海外レースへの参加が微妙な状況となっている中、世界選手権の参加標準記録突破に挑戦する機会として設けられた。男子は池田のほかに高橋英輝(29=富士通)、諏方元郁(22=愛知製鋼)が参加した。高橋は既に世界選手権代表に内定している。

 レースは序盤から池田と高橋が1キロ4分から4分弱のペースを刻む。10キロ過ぎから徐々にペースを上げた池田は、そのまま先頭でゴール。見事に派遣設定記録を破った。

 東京五輪の20キロ競歩で銀メダルを獲得した池田。モデルでタレントの「みちょぱ」こと池田美優のはとことしても知られる。

続きを表示

2022年4月17日のニュース