不破聖衣来、ケガしていた…五十嵐監督「体よりランナーの成長が大きかった」

[ 2022年4月17日 15:51 ]

陸上・日本学生個人選手権最終日 ( 2022年4月17日    神奈川県レモンガススタジアム平塚ほか )

負傷していたが、女子5000メートルを走りきった不破聖衣来 
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 女子5000メートルに出場した1万メートル日本歴代2位の記録を持つ不破聖衣来(拓大2年)は周回遅れとなり、17分30秒45で最下位の12位だった。右足を負傷しての復帰レースとなり、3分30秒ほどのペースを刻んだ。(1)足の痛みなくゴールすること(2)イーブンでいられるか、2つのテーマを完遂した。

 拓大の五十嵐利治監督の説明では、今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝後に座骨を痛め、その後、右足アキレス腱の周囲炎で痛みが取れないまま静養したという。五十嵐監督は「体の成長よりランナーの成長が大きかった」とポテンシャルの高さゆえの負傷だと明かした。「休むことも練習」だと説得し、温泉治療など3月まで歩く練習を行わず、ジョギング再開は今月上旬だったという。

 既に1万メートルで7月の世界選手権(米オレゴン州)出場への参加標準記録を突破しているが、5月7日の日本選手権で3位以内に入る必要がある。状況は厳しいが「5月7日に勝負する」と言う本人の固い意思を尊重した上で、日本選手権を出場する方向で準備を進めていく。

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2022年4月17日のニュース