坂本 4年後ミラノ大会は大技を!念願メダルは「鉄の塊。本当に重い。手触りはツルツル」

[ 2022年2月19日 05:30 ]

メダルを手におどける坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪フィギュアスケート女子で銅メダルを獲得した坂本花織(21=シスメックス)が18日、北京市内でワリエワのドーピング問題で流動的だったメダルセレモニーに出席した。フリーの演技から一夜明けて念願のメダルを手にし「鉄の塊。本当に重い。手触りはツルツル」とジョーク交じりに満面の笑み。感慨に浸りながら、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指すことも明言した。

 「大学生になった頃は“卒業と同時に引退してやる”と思っていたけど。まだまだ跳べる。4年後のミラノも目指していきたい」。日本女子にとっては10年バンクーバー五輪銀の浅田真央以来となる表彰台。ただ、今大会でROC勢が披露した大技が必要だと痛感し、4回転のトーループやループなどの習得に励む方針を示した。

 セレモニー後も会場に残り、続いて行われた高木美帆のセレモニーを見守った。「金メダルを手にするって本当に格好良いことだなと思った。そこまで狙えるような選手になれるよう頑張りたい」。新たな挑戦が始まる。

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2022年2月19日のニュース