スピードスケート男子マススタート1回戦 一戸、土屋の日本勢は揃って決勝進出

[ 2022年2月19日 16:26 ]

北京五輪第16日 ( 2022年2月19日 )

スピードスケート男子の一戸誠太郎
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 スピードスケート男子のマススタート1回戦が19日行われ、日本勢の一戸誠太郎(26=ANA)は1組8位、土屋良輔(27=メモリード)は2組6位で揃って決勝進出を決めた。

 一戸は前回平昌大会(2018年)で、団体パシュートだけでの出場。初めて個人種目で世界に挑んだ今回は、5000メートルは12位、1500メートルと10位と低調に終わり、ラストチャンスのこの種目に懸けていた。大会直前の2日に右足ふくらはぎ痛を発症。本番までに予定していたフルメニューを消化できなかったものの、意地で何とか最初の関門をクリアした。

 土屋は1万メートルで11位。目標にしていた入賞も逃していただけに、マススタートに懸ける顔つきは普段と違っていた。意気込みを表すように、3周目に飛び出し、レースをけん引。確実にポイントを稼ぎ、メダルを争う舞台にコマを進めた。

 ◇マススタート 大勢の選手が一斉にスタート、レーンに関係なく滑り、順位を競う。決勝は16人の戦い。1~3位はゴールした順で順位が決まるり、4位以下は4周ごとの順位に応じて獲得するポイントの合計で決まる。

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