土屋&一戸 マススタートで日本男子初のメダルならず 土屋が6位、一戸が8位でともに入賞

[ 2022年2月19日 17:38 ]

北京五輪第16日 スピードスケート男子マススタート ( 2022年2月19日    国家スピードスケート館 )

スピードスケート男子の一戸誠太郎
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 スピードスケート男子マススタートの決勝が19日行われ、日本勢の土屋良輔(27=メモリード)、一戸誠太郎(26=ANA)がともに入賞した。

 序盤から日本勢の2人は積極的に上位に顔を出してポイントを稼いだ。土屋は8周目と12周目に3ポイントずつ獲得し、一戸も4周目に3ポイントを獲得。最後はメダル争いに負けたが、土屋が6位、一戸が8位に入った。メダル獲得はできなかったものの、日本勢の意地を見せた。

 ともに日本男子の中長距離を引っ張ってきたエース格。一戸は1500、5000メートル、土屋も10000メートルの日本記録保持者。メダルの壁は高かったが、今後の日本スピードスケート界には、大きな一歩となりそうだ。

 ◇土屋 良輔(つちや・りょうすけ)18年平昌大会に1万メートルと5000メートル、団体追い抜きで出場。1万メートルの日本記録を持つ。群馬・嬬恋高、専大出、メモリード。27歳。群馬県出身。

 ◇一戸 誠太郎(いちのへ・せいたろう)18年平昌大会に5000メートルと団体追い抜きで出場。5000メートルと1500メートルの日本記録保持者。山形中央高、信州大出、ANA。26歳。北海道出身。

 ◇マススタート 大勢の選手が一斉にスタート、レーンに関係なく滑り、順位を競う。決勝は16人の戦い。1~3位はゴールした順で順位が決まるり、4位以下は4周ごとの順位に応じて獲得するポイントの合計で決まる。

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2022年2月19日のニュース