御嶽海の後輩ツインズが二所ノ関部屋入り 林琉&玲 5月夏場所でデビュー予定

[ 2022年2月19日 05:30 ]

二所ノ関部屋に入門が決まって二所ノ関親方(中央)と記念撮影する林ツインズの玲(左)と琉(二所ノ関親方提供)
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 大相撲の二所ノ関部屋に長野・木曽町中3年で双子の林琉(りゅう)と、玲(15)が入門することになった。18日には二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が、新大関・御嶽海も通った同校を訪れ、学校関係者や父・健一さんにあいさつ。2人は体重120キロ超と体格的にも恵まれた逸材で、昨秋には部屋の稽古を体験し入門を決めたという。師匠は「いい指導者に恵まれ、体もしっかりしている。素質も十分で、はず押しを得意にしているのもいい。まずは突き押しを磨かせたい」と期待を寄せた。

 長野県岡谷市出身の林ツインズは御嶽海も鍛錬した木曽少年相撲クラブで力をつけ、弟の玲が全日本小学生優勝大会の6年の部で優勝。兄弟で出場した昨夏の全国中学相撲選手権では団体準優勝に貢献した。春場所後に行われる新弟子検査を受け、しこ名が番付に載る5月の夏場所で土俵デビューする予定。母はフィリピン出身ということまで共通しており、御嶽海の再来として注目を集めそうだ。

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2022年2月19日のニュース