宇良「報われた年」ケガ乗り越え十両優勝、初三賞獲得の一年に充実感

[ 2021年12月12日 05:30 ]

稽古する宇良(左)
Photo By 代表撮影=共同

 大相撲で業師として人気の平幕宇良が11日、東京都墨田区の木瀬部屋での稽古後に代表取材に応じ、十両優勝や初の三賞となる技能賞獲得などで復活を強く印象付けた一年を振り返り「いいことがいっぱいあったと思う。やってきたことが報われた年でもあった」と充実感をにじませた。

 右膝の大ケガで一時は序二段まで番付を落としたが、名古屋場所で21場所ぶりの再入幕し東前頭7枚目の九州場所で10勝した。

 今年の漢字に「戻」を選んだ29歳の苦労人。久々の上位総当たりが予想される初場所(来年1月9日初日、両国国技館)に向け「どんと挑むしかない」と力を込めた。

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