立正大 8季ぶり1部、入れ替え戦で専大下す 関東大学ラグビーリーグ戦G

[ 2021年12月12日 05:30 ]

<専大・立正大>後半9分、立正大・ツヴュニボノ(右手前)が飛び込みトライを決める(撮影・森沢裕) 
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 関東大学ラグビーは11日、リーグ戦グループの1・2部入れ替え戦が行われ、2部1位の立正大と同2位の東洋大が昇格を決めた。スポニチ本紙で「我が道」を連載中の元日本代表SH堀越正己監督(53)が率いる立正大は専大を53―47で下し、14年度以来8季ぶりの1部復帰。東洋大は中大に26―21で競り勝ち、93年度以来29季ぶりに1部へ昇格した。古豪・中大は67年の対抗戦とリーグ戦分裂以来、初めて2部へ降格した。

 後半の5連続トライで一時は32点差をつけながら、残り15分から4連続トライを許して最後は6点差。「早く(点を)取り過ぎてディフェンスがうまくいかなかったが、選手たちはよく頑張ってくれた」。3度目の1部昇格を決めた立正大の堀越監督は苦笑いの中に安堵(あんど)感を漂わせた。今季は入れ替え戦を見据え、どの試合でも速く前に出るディフェンスと攻撃的なキックを使う戦い方を徹底して2部は全勝優勝。「徹底できなかった」(堀越監督)2年前の入れ替え戦で悔しさを味わったというFB五十嵐主将(4年)は「1年やり抜いたことが結果として出た」と胸を張った。

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