バレーボール男子・高橋藍 イタリア1部のパドバへ加入「全力で頑張ります」

[ 2021年11月29日 17:46 ]

高橋藍

 日体大は29日、今夏の東京五輪バレーボール男子日本代表で同大の高橋藍(20)がイタリア1部のパドバに加入することを発表した。同日に開幕した全日本大学選手権後にイタリアへ向かう。

 現在、イタリア1部にはともに五輪を戦った石川祐希(25=ミラノ)、西田有志(21=ビーボバレンティア)が在籍。2 人の後を追い、世界最高峰リーグに挑戦する高橋は「高校生の時に海外に挑戦したいという気持ちを抱き、今年、東京五輪を経験し、さらに海外に挑戦し、経験をしたい気持ちがより強くなりました。目標としている3年後のパリ五輪でのメダル獲得に向けて成長したいです。全力で頑張ります」とコメントした。

 高橋は今年5月、中国との東京五輪テスト大会(有明アリーナ)で国際試合デビューしたばかり。その後、ネーションズリーグ(イタリア)や代表合宿で実力を発揮し、8強入りした東京五輪にも出場。9月のアジア選手権では準優勝に貢献していた。

 ◆高橋 藍(たかはし・らん)2001年(平13)9月2日生まれ、京都府出身の20歳。小学2年からバレーを始める。京都・東山高3年時の20年には全日本高校選手権(春高バレー)で優勝。同年、日体大へ進学し、日本代表に初選出された。アウトサイドヒッター。

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2021年11月29日のニュース