国内ツアー最終予選会に夫と挑む横峯さくら「息子が小学校に上がるくらいまでに永久シードを」

[ 2021年11月29日 19:26 ]

30日から始まる女子ゴルフのツアー出場最終予選会の練習ラウンド終了後の横峯さくら(提供写真)
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 来季の国内女子ツアーの出場権を懸けた最終予選会は30日から静岡・葛城GC宇刈Cで行われる。

 15年から米ツアーを主戦場にしてきた横峯さくら(35=エプソン)は、2月4日に長男の桃琉(とうり)君を出産。それを機に国内ツアーへの本格復帰を決意し、前週の1次予選を5位で突破してファイナルに駒を進めてきた。

 「一日でも長くゴルフをしたいので、半年くらい前から夫と相談して、日本ツアーの永久シード権を目標にしようと。息子が小学校に上がるくらいまでに獲ることができたらうれしいなと思います」

 日本ツアーは通算30勝を挙げた選手に、出場資格を保障する永久シード権を付与している。これまでに樋口久子、大迫たつ子、ト阿玉、岡本綾子、森口祐子、不動裕理の6人が栄誉に浴しており、現在23勝の横峯は1年1勝のペースで積み上げていけば、桃琉くんが小学生になる前後には権利を得られる。

 「(復帰後の)優勝で、ポンポンと勝てるようになるのかなと思うので、次の優勝は凄い意味のあるものなのかなと思います。だから早く優勝したいです」と青写真を描く。

 出産から3カ月後の5月に産休から復帰し、3試合目のGMOレディース・サマンサタバサ・グローバルカップで予選を通過し49位に入った。その後は実力者らしく、出場した3試合すべてで予選通過を果たしている。

 「試合勘はだいぶ戻ってきたと思いますが、まだまだです。飛距離は戻っていますが、グリーン周りはまだまだです」

 最終予選会は例年35位前後が出場権獲得のボーダーラインとなる。そのノルマをクリアすれば、来季以降は日本をベースに活動する。「まだ米ツアーで優勝することもあきらめてはいません。ただ日本でやっていても、向こうの試合に出るチャンスはある」と目標を掲げる。

 その一方で「息子を(会場に)連れてきて、試合に出るのは大変だなと感じました。米ツアーには託児所があるので、日本ツアーにもあればいいなと思いました」とママさんプレーヤーの切実な思いを口にする。

 今回は夫・森川陽太郎さんをキャディーに起用して二人三脚で難関に挑む。「夫にサポートしてもらいながらですね。このコースは前半と後半で雰囲気が違うのかなと思うので、風があるときにどれだけ耐えられるかが大事だと思います。明日はしっかりアンダーで回れるように頑張りたいです」と落ち着いた口調で意気込みを語っていた。

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