陵侑 今季初勝利でジャンプW杯通算20勝も…試合後コロナ判明報告「わーお」

[ 2021年11月29日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第3戦 ( 2021年11月27日    フィンランド・ルカ ヒルサイズ=HS142メートル )

笑顔を見せる小林陵(AP)
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 ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(25=土屋ホーム)が28日、自身のツイッターで新型コロナウイルスに感染したと発表した。前日27日にはW杯個人第3戦(フィンランド・ルカ)で今季初勝利を挙げ、日本男子で初めてスキーW杯通算20勝に到達したばかりだった。来年2月の北京冬季五輪で、ジャンプの日本勢で98年長野五輪以来24年ぶりの金メダルを目指すエースの早期復帰が待たれる。

 快挙翌日に残念な報告だった。小林陵はツイッターで「わーお、再検査なしのコロナ陽性」とつづった。無症状で体調に問題はないが、この日のルカでの第4戦とビスワ(ポーランド)の第5戦の2試合を欠場し、クリンゲンタール(ドイツ)の第6戦で復帰する見込みとなった。

 ツイッターではさらに「6月にコロナになった」「ワクチンも2回打ってる」などと投稿し、簡易検査では陰性だったことも明かした。今季の第2戦ではスーツ規定違反で失格になったこともあり、「今年はなかなか試合に出させてもらえないな」と悔しがった。

 第3戦は文句なしのジャンプで、今季初めて表彰台の真ん中に立った。2回目に最長不倒の143メートルをマークして逆転。「凄くいいジャンプだった。率直にうれしい」。W杯通算勝利を日本男子最多となる20勝とし、高校時代まで取り組んだ複合の大エース、荻原健司と渡部暁斗を上回った。それでも、小林陵は「全然気にしていなかった。あまり先のことを考えても楽しくない」とあっさりと語っていた。

 冬仕様の助走路の感覚も戻り、「いい感じ。この感触をキープしていけるようにしたい」と自信をみなぎらせていた。北京五輪に向けて調子を上げていた小林陵の調整に、狂いが生じないことを祈るしかない。

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