バスケ男子日本代表 中国に大敗、連日の黒星 ホーバス監督「我慢してください」

[ 2021年11月29日 05:30 ]

<日本・中国>第1クオーターを終え、選手に指示を出すホーバス監督
Photo By 共同

 バスケットボール23年男子W杯アジア1次予選が28日、ゼビオアリーナ仙台で行われた。B組で世界ランキング35位の日本は同28位の中国に73―106で大敗。アジアの強豪に2日連続で敗れ、連敗発進となった。就任2戦目のトム・ホーバス監督(54=米国)は屈辱の100点ゲームで初白星はお預け。日本は開催国枠でW杯出場権を得ており、次戦は来年2月25日に香港と対戦する。

 日本は16点差で完敗した前日に続き、中国に歯が立たなかった。生命線の3点シュートを32本放つも、成功率25%。インサイドに選手を配置しない5アウトの布陣は5人の連動性が重要だが、連係ミスも目立った。初采配から2連戦で厳しい現実を突きつけられたホーバス監督だが「ポジティブな面もあった」と前を向き「スタートは良くなかったが、我慢してください」と呼び掛けた。次の活動は来年2月の予定。選手が各所属チームに戻る期間も映像を送るなどして“宿題”を課す方針だ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月29日のニュース