立命大 関大撃破で甲子園ボウルあと1 関学大との大一番へ古橋監督「とにかく勝ちたい」

[ 2021年11月29日 05:30 ]

甲子園ボウル西日本代表校出場決定トーナメント準決勝   立命大18―17関大 ( 2021年11月28日    ヤンマースタジアム長居 )

<立命大・関大>第2Q、TDを決める立命大・宇野(左)(撮影・平嶋 理子)
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 甲子園ボウルの西日本代表校出場決定トーナメント準決勝が28日、ヤンマースタジアム長居であった。立命大(関西2位)は第2Qに11点差をつけられながらQB宇野瑛祐(2年)のTDランなどで逆転し、18―17の1点差で関大(関西3位)を撃破した。関学大(関西1位)との決勝は12月5日にある。

 立命大には、流れを一瞬で変えるゲームチェンジャーがいた。3―14とリードされた第2Q9分14秒。自陣23ヤードから攻めるオフェンスの中心で、QB宇野が腕をぶしていた。

 「試合を(外から)見てて、自分ならやれるかなと思っていた」

 いきなりボールを持って、28ヤードをゲイン。続いて32ヤードパスをWR大塩にヒットさせた。直後に10ヤードのTDラン。後輩の活躍に刺激を受けたエースQB野沢も、後半になって本来の力を発揮した。

 順位決定戦で負けた関学大との大一番まで1週間。古橋由一郎監督が決意を口にした。「甲子園というより、とにかく関学に勝ちたい」。6年ぶりの聖地へ。タイプの違うダブル司令塔で、宿敵撃破の悲願をかなえる。(堀田 和昭)

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