京産大3連勝首位!モール、モール、モールでトライの山 広瀬監督「京産らしいラグビーをしてくれた」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

関西大学ラグビー   京産大44ー14摂南大 ( 2021年10月24日    布引 )

<関西大学ラグビー 京産大・摂南大>前半35分、モールで押し込み、最後は京産大SH廣田(中央)が飛び込みトライを奪う(撮影・椎名 航)
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 新型コロナウイルスによる部活動休止期間の影響で延期になっていた京産大―摂南大が無観客で行われ、京産大が44―14で勝利し唯一の開幕3連勝とした。FWで圧倒して7トライ。4トライ以上のボーナス1点を加え、通算勝ち点を14に伸ばして単独首位に浮上した。摂南大は1勝2敗で、立命大と並ぶ勝ち点5の5位。

 京産大が看板のモール攻撃で摂南大を圧倒した。序盤こそチグハグな形で先制を許したものの、徐々にFWが本来の力を発揮。後半はモール、モール、モールでトライの山を築いた。広瀬佳司監督は「京産らしいラグビーをしてくれた」と喜んだ。

 プロップ平野主将は23日の日本代表―オーストラリア代表を映像で見て刺激を受けた。「強豪を相手に接戦。ラグビーファンもプレーヤーも、勇気、元気をもらった」。FWを引っ張り、チームを開幕3連勝に導いた。

 前回優勝は、4年生が生まれる以前の98年。23季ぶりVへ期待が高まるが、主将は「首位で浮足立っていたらいけない」と気を引き締める。11月に同大、天理大戦が待つ。意識するのはまだ早い。

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