菊地 ノーボギーで充実の3位「ちょっと成長できたかな」、14年目で初の賞金1億円突破

[ 2021年10月25日 05:30 ]

女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日 ( 2021年10月24日    兵庫県 マスターズGC=6571ヤード、パー72 )

9番、ティーショットを放つ菊地絵理香(撮影・後藤 大輝)
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 21歳の古江、23歳の勝と最終組で優勝を争った33歳のベテラン菊地は最終18番で8メートルのパットを沈めるなど高い集中力でスーパーパーセーブを連発。6月のアース・モンダミン・カップに続くツアー通算5勝目こそならなかったが、2バーディー、ボギーなしの70とスコアを伸ばして単独3位を死守した。

 「ショットが安定してなかったので戦える状態ではなかったですね。悔しい気持ちはあるんですけど、その中でノーボギーで回れてちょっとだけ成長できたかなって実感してます」。手にした賞金1400万円は通常のスポンサー大会なら“1勝分”の高額。今季の獲得賞金額はプロ14年目にして初めて1億円を突破した。

 逃げ切り勝ちした古江については「落ち着きが21歳とは思えなくて見ていて恐ろしいなという選手ですね。隙がないし、ピンチがあっても表情を変えずにやってる。見習いたいな」と冷静なプレーぶりに感心しきりだった。

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