高木美 女子1500、貫禄6連覇で3冠 昨年世界選手権優勝タイム超え

[ 2021年10月25日 05:30 ]

スピードスケート 全日本距離別選手権最終日 ( 2021年10月24日    長野エムウェーブ )

<全日本スピードスケート距離別選手権最終日>女子1500メートル、滑走する高木美(左)と高木菜(撮影・会津 智海)
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 W杯前半戦の代表選考会を兼ねて行われ、女子1500メートルは世界記録保持者の高木美帆(27=日体大職)が1分54秒59の大会記録で6年連続6度目の優勝を果たした。1000、3000メートルに続く3冠。小平奈緒(35=相沢病院)が1分55秒90秒で2位に入った。男子1500メートルは一戸誠太郎(25=ANA)が1分45秒21の大会記録で2年連続3度目の優勝。男子1万メートルは土屋良輔(26=メモリード)が13分22秒17で3年ぶりに頂点に立った。

 18年平昌五輪で銀メダルを獲得した本命種目の1500メートルで、高木美が圧勝した。テンポよく氷を捉えて、1分54秒59。シーズン初戦で、昨季の世界選手権の優勝タイムを上回った。それでも自身が2月にマークしたリンク記録1分52秒78に届かず「スピード感に欠けるレースだった。動きやタイム自体は悪くないが、自分の持っているものからすれば、さらに上を目指さないといけない」と満足はしていない。

 前日までの1000、3000メートルに続く3冠を達成。昨季はコロナ禍で海外遠征を見送っており、11、12月のW杯で2季ぶりに外国勢とレースを行う。18年平昌五輪のシーズンは序盤から全力で駆け抜けたが、今季は来年2月の北京五輪にピークを合わせて心身の状態を徐々に上げていく計画。「久しぶりに海外勢と滑ることができるので楽しみでもあり、1年のブランクの不安もある。気持ちはこれからどんどん上がっていくと思う」と視線を上げた。

 《一戸“自信”の2冠》男子1500メートルは一戸が昨季の世界選手権銅メダル相当の好タイムで頂点に立った。20年世界選手権オールラウンド部門3位の実力者が、5000メートルとの2冠を達成。後半に強さを発揮し、最後の400メートルは全体2位より0秒65も速い28秒36で回った。約4時間後に滑った1万メートルは2位。来月からのW杯に向け「この4年間積み上げてきた経験を生かし、自分を信じて戦いたい」と力を込めた。

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