芦川 平均台で金!日本勢67年ぶり快挙「目標がかなって本当にうれしい」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

体操 世界選手権最終日 ( 2021年10月24日    福岡・北九州市立総合体育館 )

<体操・世界選手権最終日>女子平均台決勝、日本勢67年ぶりの優勝を果たした芦川(撮影・小海途 良幹)
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 芦川うらら(18=静岡新聞SBS)が平均台で快挙を成し遂げた。東京五輪は6位だったが、五輪メダリスト不在の今大会で新女王に。同種目の日本勢の金メダルは、54年大会の田中(現姓池田)敬子以来、67年ぶりだ。「目標がかなって本当にうれしい。獲るからには金が一番いいので」。6位だった予選は後半にバランスを崩した。映画「マトリックス」の主人公が敵の攻撃をかわすシーンのように、大きく体を反らして落下寸前に追い込まれたが、奇跡のカムバック。決勝はミスなく、ただ一人14点台に乗せた。「“芦川うらら”って検索するとマトリックスしか出てこなくて恥ずかしかったけど、マトリックスを消すことができて、うれしい」。24年パリ五輪を見据える18歳は、「他の種目も頑張っていきたい」と進化を誓った。

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