内村航平が世界選手権へ調整「リベンジ」よりも「感謝の気持ちを込めて」

[ 2021年10月17日 12:24 ]

内村航平
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 体操・世界選手権の開幕を18日に控え、内村航平(ジョイカル)ら男子日本代表が17日、本番会場の北九州市立総合体育館で公式練習を行った。

 内村にとっては生まれ故郷での大舞台。会場は小学生時代から何度か演技したことがあるが、「ここまで世界仕様になるのが新鮮。広さ的に世界大会やれるのかなと思ったけど、それっぽくなっていて、できるんだなって。新しい体育館を見たような感じになった」と話した。

 種目別・鉄棒で金メダルを狙った東京五輪は予選落ちを喫した。「リベンジという言葉がしっくりくるのかもしれないけど、コロナ禍で、こういった舞台を生まれ故郷で用意していただけるのは感謝しかない。感謝の気持ちを込めて演技したい」と意気込む。

 種目別の五輪代表争いで火花を散らした跳馬の米倉英信(徳洲会)と、世界大会で初めてともに代表入り。米倉も福岡出身で「お互い九州出身で、2人ともなじみのある体育館でできる。米倉とともに、しっかりやりきりたい気持ちはすごくある」。まずは20日の予選で好演技を披露し、世界一への歩みを進める。

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2021年10月17日のニュース